インプラントは3つの部分でつくられます
人工歯根(フィクスチャー)
歯肉に埋め込まれ、顎の骨と結合する部分です。チタンでつくられており、土台となる堅牢性と人体に害を与えない高い身体親和性をもちます。
人工歯を支える台(アバットメント)
フィクスチャーに連結し、上部となる人工歯が載る台の部分です。人工歯にかかる力を吸収して支える役割をもちます。
人工歯(クラウン)
アバットメントに被せる人工歯です。プラスチック、アルミナ、セラミックなどさまざまな種類があります。
当院で使用しているフィクスチャー
基本的な治療の流れ
患者さまの口腔内と全身の状態、歯を失った原因などの生活環境、治療へのご希望などについて、院長が1~2時間かけてじっくりお伺いします。いきなりインプラントをすすめるようなことは絶対にありません。
レントゲン撮影とCT撮影を行い、患者さまの顎の骨量や骨質などについて2次元と3次元の両方で綿密にお調べします。それらの結果をもとに、治療計画についてご説明します。
患者さまの口腔内を精密にお調べし、歯周病や虫歯があればそちらの治療を優先しなければなりません。また歯が失われて時間が経過している場合は、骨再生治療を実施してからのインプラント治療となる場合もございます。
治療計画書に基づいたお見積書をお渡しします。その上で、治療をスタートするか否かの最終的な可否をご判断ください。当院のインプラント治療は10年保証制度を設けております。万が一の場合にも責任をもって対応いたしますのでご安心ください。
患者さまの安全を守るのは当然のこと、さまざまなご希望にも可能な限り応えてまいりますので、お気軽にお申し出ください。
当院では、抜歯とともにインプラントを埋入して仮歯を装着する「抜歯即時埋入」に対応しています。そのため手術当日から通常の生活に復帰していただけますし、人前に出るお仕事の方であっても安心して治療をお受けいただけます。
インプラント体が顎の骨と結合すれば、仮歯を外して本歯を装着します。優秀な技工士とともに、患者さまが理想とする歯の色・形を実現するまで調整を繰り返します。
インプラントを生涯維持するには、自然な歯と同様に定期的な正しいメンテナンスが必須です。患者さまと二人三脚で「生涯しっかり噛める健康な毎日」を実現するサポートを行ってまいります。
治療の流れ(1回法)
歯茎の切開
ドリリング
インプラントの埋入
ヒーリングアバットメントの装着
縫合・治癒
ヒーリングアバットメントを除去して、土台の取り付けを行います。
冠の装着
治療の流れ(2回法)
歯茎の切開
ドリリング
インプラントの埋入
カバースクリューの装着
縫合・治癒
カバースクリューを除去して、ヒーリングアバットメントを装着します。
ヒーリングアバットメントを除去して、土台の取り付けを行います。
冠の装着