■1回の手術でインプラントの埋入手術を行い、プロビジョナル（仮歯）を装着
当院では、手術の際にほとんど歯ぐきを切開することなく、より安全で低侵襲なインプラント治療である「ノーベルガイドシステム」を導入しています。
通常、インプラント治療では歯ぐきを切開して骨を露出させ、埋め込む位置を確認する必要があります。しかしノーベルガイドシステムでは、CTスキャンによって全方位から観察できる精密な3Dデータをもとに、CAD/CAM技術で正確なサージカルテンプレートを作製します。
このテンプレートを使って、歯ぐきを無駄に切ったり粘膜を剥がしたりすることなく、インプラントを埋入するための必要最小限の小さな孔だけを開けます。
そのため出血や腫れはほとんどなく、当然合併症のリスクも最小化します。
すぐにインプラントの上部構造（人工歯）を装着できるため、通常の生活への復帰が早くできます。
部分的に歯がない方だけでなく、無歯顎の方、高齢者の方、有病者の方など、あらゆる方に対応する画期的な治療法です。
もちろんシステムがあれば誰でも正確・精密な施術ができるわけではありません。歯科医・技工士に高い技術力が要求されるため、信頼できる技工士とともにクオリティーの高いインプラント治療を提供しています。

サージカルガイドを装着後、慎重に欠損部に小さな孔を開けます。